運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

何もかもが悪循環の暗黒期

リーマンショック


Sが戻ってきた頃、メインの仕事は大手外食チェーン
新卒採用のバックオフィス業務だった。


採用戦略に基づき、媒体選定・サイト運用・学生データの管理
選考フローの作成等をやっていた。


私とSも営業だし、Kは採用のことはあまりわかっていない、、、。
こんな状況でバックオフィスをやっていたのは、
今考えると恐ろしくなる!


Kが退職することもあり、誰かを採用しようとしていた時に
G太さんから連絡があった。


「麦とオレンジさんとこ、採用の予定ない?
前、一緒に仕事してたCが仕事辞めたみたいだから、どう?」と。


Cは、G太さんと一緒にやってたプロジェクトでの面識もあり、
どちらかといえばプライベートで仲良くしていたものの、
仕事の話しはあまりしていなかった。


G太さんによると、バックオフィスのプロで仕事はかなりできるらしい。
まさに欲しい人材だったので、
早速、会社に来てもらって面接のようなものをした。

 

「少し考えさせて下さい」ということだったので、しばらく待つことになった。

 

Cの返事を待ってる時に
大手外食チェーンの会社から連絡があった。

 

業績がかなり悪いので来期の採用を縮小するとのことだった。
この仕事も想定してCを採用しようと思ってたのに、予想外の展開だった。


うちの会社としても大打撃で、人を採用する余裕なんて本当はなかった。


「Cが断ってくるかもしれないし」と内心少しだけ期待していたのだけど、
Cから「お世話になります」と連絡がきた。

こちらからお願いしておきながら、
仕事がなくなったからと言って採用を無かったことにはできない。

Cは2008年9月に入社した。


そう、2008年9月といえばリーマンショックだ。


とはいえその時は、そんなに影響を感じていなくて、
またバックオフィスの仕事を取ってくればいいくらいに思っていた。


しかし、世の中そんなに甘くはなかった。
あまり思い出したくない暗黒期が始まった。。。

 

【今日のわんこ】

f:id:mugitoorange:20190612182846j:plain