運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

何もかもが悪循環の暗黒期 リーマンショック2

バックオフィスを任せようと思ってCを採用したし、
本人もそのつもりだったのに。
いざ入社したら、Cにやってもらう仕事がなくなっていた。


しかしCは、自分で自分の仕事を見つけるタイプ。


今まで、やろうと思って着手できていなかった
顧客のデータ化等をサクサクとやってくれた。


ぐちゃぐちゃになっている倉庫を整理したり、
社内もきれいにしてくれた。


そして、営業リストを作成し
空いた時間に粛々とテレアポをしれいる。


この時「新卒じゃないって、なんて楽なんだろう!」
と痛感した!(笑)


Cのおかげで社内環境は整っていったけど、
1000件リストを作成してテレアポしても1社もアポが取れない。


リーマンショックの影響を直接的に受けていない会社まで、
様子を見て採用を控えていたから当然かもしれない。


その上、既存のクライアントの仕事も当たり前のように2〜3割減で、
このまま採用の仕事だけをやっていくのは厳しいと感じていた。


この時期はまわりの友人たちもリーマンショックの影響を受けていて、
お互い時間があった(暇?)。なのでうちの会社で集まって、
雑談で「何か新しいことしたいね」などと話しをしていた。


単細胞で、考えるより即行動の私。
今考えたらアホみたいな新規ビジネス
(と言えるようなものでもない)を次から次へとやっていった。


幼稚園の卒園アルバム制作・食べログの入力代行・
ページものになった名刺の制作、、、
どうやって利益を出そうとしていたのか、本当に???だ。

Sなんて、幼稚園へ営業に行って不審者扱いで追い返されたり、、、
もうさんざんだった。(今考えてみれば当たり前のこと…)

そんなことをしているうちに
リーマンショックもなんとなく和らいできて
採用の仕事も少しづつ上向きになっていき、
何とか会社はまわってくるようになっていた。


そんな時、後輩Mから
「会社を辞めてフリーになるので、相談があります」と連絡があった。
私が独立してから色んなお客さんを紹介してくれていた。


仕事も色々とと相談できる仲の良い後輩だったので、
もちろんすぐに会うことにした。


しかし、この後輩が大変なことをするのだった。


【今日のわんこ】

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