運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

社員と一緒の激動期 38

人が増えて大変だったこと


Kを信用してないわけではないけど、
さすがに一人で会社を回すのは厳しいと思った。


デザイナーのK美ちゃんに相談したら、
快く、広告物の入稿等をひきくれることになった。


退職したA子も、
私の入院中にアルバイトをしてくれることなっていたので、
私がいなくても回せる段取りになり、安心していた。


しかし、、、不測の事態が起こってしまった。


入院前、毎年の恒例行事である酉の市に
私とK、そしてK美ちゃん夫婦と一緒に行くことにしていた。


酉の市へ行く前にK美ちゃん宅で、
入院の前祝い(?)と言ってたくさんのお酒を飲み、
「これで商売繁盛だね!?」とご機嫌さんでお参りをした。


いざ熊手を買う時には、私とK、K美ちゃん夫婦で別れて境内をまわり、
入り口で待ち合わせをしていた。


K美ちゃんのご主人は戻ってきたけど、K美ちゃんが戻ってこない。


探しに行くと、入り口近くの階段の所で座り込んでいた。
近寄ってみると「痛い。痛い。」と子供みたいに泣いている。


最初は酔っ払っていると思って、
ご主人が「早く立ちなさい」と言ってたけど、泣き方が尋常じゃない。


これはタダゴトじゃないと思い、
救急車を呼び、ご主人が付き添ってK美ちゃんは病院に運ばれていった。

取り残された私とKは、とりあえず会社に戻ることにした。

数時間して、K美ちゃんのご主人から連絡が入った。


「踵を複雑骨折したみたいで、しばらく入院することになりました。」と。


大変なことになってしまった。
もちろんK美ちゃんも心配だったが、、、


私のいない間、サポートしてもらう予定が、そんな状況ではなくなった。


Kの負担を減らそうと思い、
入稿関連は、私が病室でK美ちゃんとやりとりして進めることにしていたので、
全てのデータはK美ちゃんが持っていた。


ご主人に「こんな時に本当に申し訳ないのですが、
K美ちゃんにお願いしている仕事のデータが必要なんです」とお願いし、
翌日、Kがデータを引き取りに行くことになった。


【今日のわんこ】

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