運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

社員と一緒の激動期 29

人が増えて大変だったこと


Kと話しをした後、GにもSの退職のことを話し
(これはこれで、色々あったけど、、、)、社内ではOPENになった。


Sは相変わらず一番に出社し、きちんと仕事をこなしていた。
ただ半年後の期限が決まっているだけで、他には何も変わりがなかった。


残った時間で、私がやってあげられるのは何かを考えた。
そして、私の周りにいるSをかわいがってくれていた人たちに、
会ってもらおうと思った。


上司は私だけだったし、色んな会社や立場の方々に
会って話しを聞く機会はあまりなかったから。
私の自己満足かもしれないけど、
Sにとっても自分の転機に色んな人の話しを聞けたことは、
よかったと思う。


まあ、ちょっとだけ、話しを聞くことで、
会社に残りたいって言ってくれるかも?
という気持ちがなかったとは言えないけど。


まずはA姐さんに会ってもらった。


御用達の高級鮨店で豪華なランチを食べたようで、
ご機嫌さんで帰ってきた!(笑)


A姐さんから「意志は固いようだし、子離れの時期ね。
でも、いい子に育てたわね。自慢していいわよ。」
と初めて(?)お褒めの言葉をもらった。


その他の方々も、皆さんSのことを褒めてくれて、
私のことも労ってくれた。


そんなこんなで、あっと言う間に退職の日がやってきた。
Sの送別会には、たくさんの方々が来てくれて、
楽しくSを送り出すことができた。


後から聞くと、皆さんが「麦とオレンジさんほど、
Sさんのこと考えてくれる社長さんいないし、
本心はつらいと思うから、いつか恩返しするんだよ」
というようなことを言ってくれていたようで、、、ありがたかった。


そして、KとGと3人での仕事がスタートしたのだが、
このあと、Gが色々と問題を引き起こすのだった。

【今日のわんこ】

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