運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

社員と一緒の激動期 24

人が増えて大変だったこと


Sから電話をもらって、数日後に話しを聞いたと思う。


どんなお店でどういうシチュエーションで聞いたのか、
なぜか記憶が抜け落ちているのだけど、
(きっとあまり思い出したくないんだと思う!)
話しの内容は覚えている。


しばらくは当たり障りのない話しをしつつ、
少しお酒も入ったところで本題に入ったと思う。


Sらしく、まずは私への感謝の気持ちを伝えてくれて、
退職理由を話してくれた。


「会社も仕事も好きですし、やりがいも感じてますが、
自分には比較対象がないので、
同年代の同じ職種の人がたくさんいる場所で、
自分を試してみたくなりました」というような感じだったと思う。


この理由が本当なのかどうかはわからないけど、
この理由だと確かに今の私の会社では叶えてあげられない。


仕事がつらいとか嫌いとかいうマイナスな理由ではなく、
自分の可能性をもっと大きいステージで試してみたい
という前向きな理由だ。


自分の会社の社員でなかったら、
全面的に応援したい話しなのだけど、その時の私にとって、
そんなに簡単に割り切れるようなことではなかった。


転職したい会社は決まってるの?と聞くと


「まだ何も決めていませんし、
転職活動は退職してからにしようと思ってます。
きちんと仕事の引き継きもしたいので、
10月末に退職をさせていただければと思います。」とのこと。


退職理由も退職時期までも、
私のことを考えた優等生な回答だった。


正直、文句のつけどころがなかったけど、
まだ転職先も決まってないし、退職は半年後。


もしかしたら、引き止める可能性があるのかも?
と淡い期待をいだいてしまった。


「今日の話しですぐにOKとは言えないし、
私も考える時間が欲しい」と伝え、Sも了解してくれた。


自分だけで考えていてもラチがあかないので、
色んな人の意見を聞こうと思い、まずはA姐さんに会いに行くことにした。


【今日のわんこ】

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