運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

1人で経営して、思っていたことと違っていたこと。

1人で独立する前は、7年間共同経営していたので、
会社を経営するということは、何となくわかっていたつもりだったし、
1人でも特に何の変わりもないと思っていた。


でも、取締役と代表取締役の違いは、想像以上に大きかった。
銀行の口座を作るにも何かの契約をするのにも、
もちろん代表印が必要だし、異業種交流会みたいな場所でも、
1人の会社なのに、代表の名刺を出すと相手の態度が変わったり…。


代表取締役かそうでないかでは、こんなに違うんだと実感した。
どんな決断も誰かのせいにはできないので、何かの契約や購入などで
代表印を押す際には、すごく慎重に考えるようになった。


もうひとつ、私は思ってた以上に真面目だった!(笑)


仕事をしている上で大事にしていることは、
「時間厳守と自責」だけど、実は、子供の頃はとっても苦手で、、、。


幼稚園のころ、朝が弱くて母に毎朝怒られ、
お友達が迎えに来てるのに朝ごはんを泣きながら食べてたし、
小学校のときの夏休みの宿題は、最後までやらなかった。
4歳上の兄がいるので、最後は泣きつき何とかしてもらっていた。


大学の時、赤いカードのクレジットを持ってしまい、
ローンで洋服を買いまくり、あげくの果てに支払いが滞り…
実家に連絡がいってしまい母に立て替えてもらい、もちろん激怒された。
いま考えてみると、時間厳守や自責のかけらもない人だった。


だから1人になって、誰に何を言われることもなく、
自宅兼会社になったら、朝ダラダラしたり何となくけじめがつかないかも。
と、ちょっとだけ心配してたけど。

ワンルームの半分を会社に決めて、
朝は9時になると会社のエリアに行き、PCを立ち上げメールチェックから始まる。


12時になると自宅エリアに戻って1時間の昼休みの後、
18時までは会社エリアで仕事。そして、どんなに会食で遅くなったとしても、
翌日は必ず9時には会社エリアに行っていた。


自分でルールを作り、きちんとリズムを作ることできたことは、
会社を経営する自信にもなった。


7年間の苦しい共同経営期間があったからこそかな!?


【今日のわんこ】

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