運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

1人で会社をやるようになって、良かったこと。

決定権があること。

1人で独立する前、
新卒で入った会社の同期4人で立ち上げた会社の場合には、
何を決めるにあたっても4人の考え方があったわけで。


話し合っていくうちに、
何となくお互いが落としどころを探している感じだった。


それは、そんなに大きな話しでなくても。
例えば会社の備品を買うにしても、前の会社の場合には
女王様が面倒臭かったから、私はあんまり主張もしなかった。


当然のことだけど、1人で会社をやるようになってからは
全て自分で決定して行動しなければならない。


最初は大変かな〜と思っていたけど、
実は大変に感じることはなく、超快適だった。


そもそも感性で生きてたのに、
4人の会社でバランスをとること自体が向いてなかった。

女王様はとにかく、経費を抑えることに意義を感じていた。


デザイナーさんの金額を値切ったり、
アルバイトの子には、予定していた仕事がなくなったら
1時間早く帰らせてバイト代を減らしたり、、、。


女王様は、デザイナーさんやアルバイトさんに対して
自分が仕事を出している上の立場という意識を持っていた。


同じ会社の人間として、そういうのはすごく嫌だった。
あまりにも目に余った時は、
女王様にはバレることがない、私の仕事で補填してたりしたけど。

自分の会社になったら、絶対に
「そんな、ちっちゃい目先のお金なんて気にせず、
仕事をしてくれる人は大事にしよう」と思ったし、
「仕事を出すのではなく、お願いするという気持ちでやろう」と思ったし、
これはメンバーにも徹底している。


1人で会社をやるようになってから、
自分の感性を信じて決断でき、無駄な調整をしなくてよくなったので、
スピード感を持って仕事ができるようになった。


もはや、誰かと相談しながら、
何かを決定するなんてことはできなくなっていると思う…。
相談ができない、かわいげのない女になってしまったけど…。


それでも、1人で会社をやるようになって、良かったこと!
と心から思っている。


【今日のわんこ】

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