運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

7年間の共同経営 65(退職までの日々19)

*前回からのつづき

ラスベガス最終日、女王様は風邪をひいてしまったようだった。


「薬飲んで寝てたほうがいいよ」と言うのも聞かず、
「最終日だからカジノに行く」と言い張り…
遅い時間までカジノをやり続け、私よりも後に部屋に戻ってきた。


すごく具合悪そうなのに、シャワーして髪を洗って、ちゃんと乾かさずに寝ていた。
私が何を言っても聞くわけもなし、ということでそのまま黙ってた。


翌日、案の定風邪が悪化して立てない状態。
飛行機をキャンセルできるわけもなく、何とか日本に帰らなければいけないのに。。。


とりあえず、ジャイアンと地蔵男子くんに知らせて部屋まで来てもらう。
女王様の荷物は私と地蔵男子くんが持ち、ジャイアンが肩をかして何とか歩かせた。
もちろん、具合が悪いのはかわいそうだけど。


こうなる事はわかっていたはずなのに…。
本当に女王様って人は、周りのことは考えず自分勝手な人だと改めて思ったし、
本当に辞めて良かったと思った!


日本に帰国して会社に戻ったら、留守番をお願いしていた女王様の妹がいた。
少し回復していた女王様は妹に、
自分がどんなに飛行機でつらかったかを話して妹も共感してたけど、自業自得だし。
普通なら私たちへ「迷惑かけてごめんね」の一言が先じゃんって思った。


でもこれで、この会社でのご奉公(?)は、ほぼ終了した。


多少の残務整理をして、年末年始は実家へ。
会社設立を年賀状で皆さんにお知らせすることにしていて、
500枚以上になってしまった。


当時は宛名印刷を自宅ではできず、、、私も年内の業務で疲れ切っていて
途方にくれていたら、両親が一緒に宛名を書いてくれた。


1枚1枚、名刺を見ながら、一生懸命書いてくれた。
本当にありがたいと思ったし、両親のためにも頑張ろうと思った。


これで準備も整い、後は新年に株の売買契約書にサインをするために会社へ行って、
その後に送別会をしてくれるそうで(してくれなくてもいいんだけど)、
それで、7年間の共同経営が終了となる。


やっと、自由の身だ!(笑)


つづく


【今日のわんこ】

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