運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

起死回生のビジネスの立ち上げ期 2

新オフィス


ただ、その前に新オフィス。


間借りしていた会社から退去勧告されていたので、
新しいオフィスを探さなければいけなかった。


新しく借りるとなると、礼金・敷金等もかかるし結構なダメージだった。


そんな時、Cが「G太のオフィス、シェアオフィスだけど、
1社出ていったみたいだから、入れてもらいましょうよ!」と言ってきた。


G太さんのオフォスは、元々うちのオフィスがあった同じ駅で
とても好きな場所だったから、ずっと戻りたいな〜と思っていた。


G太さんとは、女王様たちとやっていた会社を辞めた後に、何だか仲良くなり。


年に1〜2回「元気ですか〜?ご飯いきません?」と携帯に電話があり、
ご飯も食べるし、色んな仕事の話しを持ってきてくれる人だった。


実は震災直後、オフィスに入れてもらえないかと何気なく聞いてみた。
でもその時はまだ他の会社がいたから、私たちの入るスペースがなくてあきらめていた。


だからCから話しを聞いて、もう一度お願いしてみることにした。


G太さんは、いつも飄々とした雰囲気で、気楽に何でも話しができる感じなので、
「Cから聞いたんですけど、オフィス空いてるんですか?」
とストレートに聞いてみた。


そしたら拍子抜けするくらいに
「空いてるよ〜、うちに来る?」と。(笑)


「とりあえず僕の同期とシェアしてるから、1回そいつに会ってよ。
後で言うと面倒くさいやつだからさ。」


ということで、あっと言う間にG太さんのオフィスへ移転することになった。


うちがズタボロになってたことも知ってるので、礼金・敷金もなく。
うちの仕事が安定するまでは…と、家賃も破格にしてくれた。


「オフィスのど真ん中に麦とオレンジさんの席を用意するので、
何の気兼ねもなく堂々とオフィスに来て下さい」と。


本当にありがたかったし、G太さんに感謝している。
あれから8年。今でもG太さんのオフィスをシェアさせてもらっている。


昭和の不動産王のような人で、
平日ゴルフに、毎晩、夜の街の見回り(?)に忙しく。


私たちがボロカスに言っても「ふぁーい」と言って聞き流すG太さん。


だけど、今の私やうちの会社があるのはG太さんのおかげなので、
ちょっと感謝の気持ちを思い出してみようかな〜!!!


【今日のわんこ】

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