運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

久々に

昨日は、久々に30年来お付き合いがある
クライアントのK社さんに行ってきた。


この数年、クライアントの営業はSに任せているので、
私が直接担当することはなかったのだけど、
社長Sさんからの直々の相談だったので、私が行くことにした。


1990年に創業したK社さんは、
ソフトウェア開発の技術者派遣の会社。


技術者を集めるために求人広告を出したい
ということでお伺いすることになった。


私がいちばん最初にお伺いしたときは
社長のSさんがまだご自宅でお仕事をしている頃だった。


住宅街にある1軒家。
玄関をノックすると、お母様らしき人がでてきて、
2階にあるお部屋に向かって「お客さまよ〜」と。


部屋に通されると、勉強机にFAX付き電話が3台あり、
仕事の依頼や、応募者の対応をしていたようだった。
(当時はメールもなく、電話とFAXが当たり前だった!)


掲載するのは、アルバイト雑誌の小さい枠の広告だったので
「こんなところまで来てもらってすみません」と、
丁度お昼近かったので、天丼を出前でとってくれた!


お客様の自宅の部屋で、一緒に天丼を食べるなんて
すごくシュールな経験だった(笑)


それから1年もたたないうちに、
都心にオフィスを構えて着実に会社も大きくなり、
30年間、無借金で堅実な経営をし続けている。


今では、社員・契約社員含め
250名の大所帯になっているそうだ。


「IT業界も浮き沈みがあるけど、まずは継続していることが大事で、
そして、副業とか不動産とか株とかじゃなく、
本業でしっかり仕事をしていれば信頼を得られるし、
それでうちは30年やってきた。これからも攻めていくために、
まずは年内に300名を目指して、採用をかけていきたい。」とのことだった。


30年経ってもまだまだ上を目指して攻めてるS社長が
すごくイキイキしていてカッコよかった。


「麦とオレンジさんも、会社設立から20年だよね。
継続は力なりで、これからもお互いに頑張りましょう。」と言ってもらった。


確かに、今年は設立から20年、次のステージに向かう時だと思う。
何となくイメージはあるものの、なかなかクリアにならない。


普段は、あまり人の話しを聞かない私だったけど、
周りにいる経営者の話しを聞こうと思っている。


そんな時に思いがけずにS社長からのご連絡だったので、
何か感じるものがあった。

9月の設立記念日までに自分なりの方向性を決め、
次のステージへ向かいたいと思う。


そして明日から、私と同年代の女性社長と一緒に
旅行へ行くことにしている。

2年ほど前に知り合ったのだけど、
仕事の丁寧さ、お土産のセンスの良さ、そして最近知ったのだけど
野球好きで、ワンコ好きということもあり、
プライベートでもお付き合いが始まった。


私よりも、かなり波乱万丈な会社人生を送っているので、
オフィシャルなミーティングでは聞けないような話しを
膝を突き合わせて聞けたらと思っている。


というわけで、明日・明後日はブログをお休みさせてもらいます。
私にとって、次へ向かうヒントがあるような気がして、
とっても楽しみな旅行です。

 

【今日のわんこ】

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