運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

社員と一緒の激動期 42

人が増えて大変だったこと


Sは、本当に1年半、家出していた(笑)のか不思議なくらいに、
仕事をこなしてくれた。

仕事に関して言えば、この世の中で一番、私のことをわかっているので、
指示を出さなくても必要なものは全て準備されていた。


Sがいない期間は何でも自分でやった上に、
メンバーのケアもしなければいけなかったので、雲泥の差だった。


もちろんKも良くやってくれてたけど、
営業ではないので、Sのようにはいかなかったし、
(それは仕方のないことだけど)
正直、Sが戻ってきてくれて、実務も精神的にも楽になった。


Kは何とか手術をしなくてすんだものの、
退院まで2週間かかってしまった。

 

「しばらくは在宅勤務でいいよ」と言ったものの、
責任感の強いKは退院翌日から会社に来た。

 

さすがに満員電車には乗らないようにと頼んで、
時差出勤にさせ、久しぶりに出社してきたKはとても嬉しそうだった。

 

その日は、早々に仕事を切り上げて退院祝いをしに行った。


入院中、あまり人と話していなかったKは、
いつものように目をキラキラさせて、一生懸命話しをしていた。


久々に3人で色んな話しができて楽しかったし、
これから3人で仕事ができるのが本当に楽しみだった。


しかし、、、そうはいかなかった。


もともとKは絵を描くことが大好きで、
イラストの仕事がしたいと思って東京に出てきたけど、
その夢が破れてうちの会社でアルバイトとして働くようになった。


そして正社員になるのを機に、イラレフォトショップも独学で覚えて、
制作の仕事をするようになっていた。


Kが来てからは、web以外のデザインはKがほぼ制作をしていたので、
彼のやり方が普通だと思っていた。

しかし、Kの入院により
外部のデザイナーさんへ仕事を依頼するようになってから、
ちょっとした違和感を覚えるようになった。

Kが数時間かかってたことが、極端に言えば数分であがってくる。。。
デザイナーさんに聞いてみたら
「私が早いわけではなくて、Kさんのやり方に問題ありますよ」と。


【今日のわんこ】

f:id:mugitoorange:20190604141444j:plain