運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

何もかもが悪循環の暗黒期 新商材の営業

25万円の仕事は、セキュリティ関連の新商材のセールスサポートだった。
営業リストにテレアポ
アポが取れた企業に伺い製品の案内をし、
興味を持ってくれた企業には、技術担当がデモ機を持ってって説明をする。


前向きに検討してもらえる会社には、
無料でトライアル設置をしてもらい、受注につなげるという営業方法だった。


当初、MHからの依頼は
「まずは僕や技術担当と同行して、製品を覚えてもらって
僕たちのアシスタントとして電話対応したり、
資料を送ったり、見積もり等の書類作成をしてほしい。」とのことだった。


週に2日程度の仕事で、
本業の仕事とうまく調整してやってくれればいいと言われていた。


さらに、営業リストの会社ではなく、
うちで新規のクライアントを見つけてきて受注した場合は、
別途マージンをくれるという話しだった。


もともと仕事が丁寧で責任感の強いSは、
すぐに新商材の仕事も覚え、テキパキとこなしていた。
しっかりスケジュール管理をし、お客様と調整をしていたのだが、
MHの会社の人たちは、色んなことにルーズだった。


デモ機は、もともと数が少ないのに
しっかり管理をしていないので、ダブルブッキングが多く、
Sがやっと取り付けたアポも、お詫びに行かなければいけなくなったり、、、。


その上、この製品は海外で作って輸入していて、
時折、かなりの粗悪品が入っていることもあった。


ネジが1つ足りないとか、結構な頻度であったのに、
MHの会社の人たちは、それをあまり気にしてもないようだった。


見積もりも技術担当に作ってもらうのだけど、ミスが多く、
1桁金額が違うとか普通にあった。


いくらお金をもらっているとはいえ、
このままでは良くないと思い、MHと話しをすることにした。


現状の話しをし、改善点を伝えると、MHはどんどん不機嫌になっていく。
「Sさん、仕事できないよね。だからダブルブッキングとか起こってるんだし、
見積もりも気づいたなら、自分でやればいいんだし、
そろそろできるようになってもらわないと。僕が求めてる能力ないんだよね。」
と言ってきた。


感謝されるとまでは思ってなかったけど、まさかの逆ギレ。。。
「俺がオフィスと仕事めぐんでやってる」感、マンマンだった。


やっぱり神様はいなかった。

【今日のわんこ】

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