運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

社員と一緒の激動期 18

人が増えて大変だったこと


人が増えることによって、
1人ではできないこともできるようになるし、可能性も広がる。


なにより、みんなで仕事の喜びとや辛さを共有できるのは、
とても素晴らしいことだと思う。


ただ、入社した社員がずっと一緒にいるわけでもない。。。


人が増えて大変だったというより、
人が辞めていくことが大変であり、精神的にもつらい経験だった。


ちなみに、箱根に行ったメンバーは全員辞めている。
全敗だ。(Sは出戻りしたけど)


面接だけでは、その人の全てをわかるわけでもないし、
入社して仕事を一緒にすることで変化することもあるし、
心身の問題で仕方ない場合もある。


その全てを経験することができたので、
ある意味いい経験ができたのかもしれない!(超前向き!)


まずはFのこと。


体育会系出身だけあって、挨拶もしっかりしてるし返事もいい。
人の目をきちんと見て、しっかり話しを聞いているように思っていた。


2週間くらいは外部研修に出たりしていて、
研修を担当してくれた代理店さんからも、
明るくて元気がいいと高評価だった。


しかし、いざ仕事を始めるとFの裏の顔が見えてきた。


後輩ができたことが嬉しくてたまらないKは、
FとGを連れて良く飲みに行ってたし、
営業で外に出ているSに変わって、細々としたことを教えていた。


コミュニケーション能力の高いFは、
楽しそうにKと話してたしうまく甘えていた。
Kもそれが嬉しそうだった。


反面、Gはなかなか溶け込めずに
二人の話しを聞いていることが多かった。


みんなでいる時は、Fはとても感じのいい良い子だったが、
裏ではGをバカにしていて、新人でやるように言われたことを
「おまえがやっておけよ」とか言ってたらしい。
(Fが退社後、Gから聞いた)

実際に仕事が始まるまでは、
圧倒的にFはGの上にいた(と、自分でそう思っていたようだった)


しかし、いざ仕事をさせてみると、
Fのダメな部分が徐々に露呈してきた。


体育会の上下関係の処世術なのか、
表面的に対応する癖がついてしまっていて、
理解できてないこともその場では流してしまい、
何度も同じことを疑問も持たずに聞いてくるのだ。


教育担当はS。


そういういい加減なことが大嫌いだ。
Sの逆鱗にふれるのも時間の問題だった。


【今日のわんこ】

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