運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

社員と一緒の激動期

2002年4月、弊社に初めての新入社員が入社した。
ここから、色んな意味での激動期が始まった。


そもそも、なぜ人を増やそうと思ったのか?
それも新卒。


きっかけは、もちろんSちゃんで。
新卒媒体の広告枠が無料でもらえたからなんだけど…(笑)


その話しがある前から、1人で会社をやることについては、
ラクチンだけど、このままではダメだと思っていた。


また、自分が新卒で入った会社では当時、
「正社員は基本的には新卒採用」だったので、
人を採用する=新卒と、何となく思っていた。


新卒で入社した会社に、私は4年しかいなかったのだけど、
すごく新人を大事にしてくれる、その社風が大好きだった。


新人からの質問には、どんなに忙しい営業の先輩も
必ず対応してくれていたし、部署をまたいでの同行もOKだった。
企画書やアタック原稿(仕事が決まってないプレゼン用の原稿)も、
制作の人たちが、新人の案件は優先的に作ってくれた。


毎年4月になると、何もできない新人が入って大変だったけど。
会社全体がそんな雰囲気だったから、新人が配属される営業所では、
ちょっとダラけていた2年目、3年目の先輩たちも
急にはりきったりして。いい意味で相乗効果が高かった気がする。


女王様たちとの共同経営で、
自我が強く凝り固まっている人たちに対し、辟易としたのもあったと思う。


大変かもしれないけど、
自分もフレッシュな気分になれる新卒を採用しようと強く思っていたし、
できれば、毎年、採用していけるような会社にしたいなと考えていた。
(その頃は!)


Sちゃんが無料でくれた広告枠のタイミングもあり、
新卒2名が入り、3名の会社になった。


でも、1名の会社に、2名の新人。面倒を見るのは私だけ。


そして、面倒見ながら数字も作っていかなければいけない…。
今考えるとなんて無謀な決断をしたんだと思い知らされることになる。


【今日のわんこ】

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