運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

社員と一緒の激動期 16

人が増えて大変だったこと

入社したFとGは、外部研修に出たり、
お世話になっている代理店さんの新人研修へ
参加させてもらったりしていたので、
あっと言う間に1週間が過ぎていった。


新人研修の締めくくりは全社でのミーティングにしていて、
二人の歓迎会も兼ねて、土日で箱根に行くことにしていた。


明日から箱根なのに、金曜日も前夜祭だってことで飲みに行って
盛り上がってしまい、、、。
家に帰ってから、なぜか立てかけてあった掃除機に
足の小指を強打する。


痛かったけど、「まあ明日になれば治ってる」と思って
そのまま寝たところ、翌朝、床に足を付いた時に激痛が走った。


足を見ると小指がプチトマトのように腫れ上がっている。
歩けるような状態ではなかったけど、
新宿駅ロマンスカー乗り場で社員と待ち合わせをしている上に
チケットは私が持っていた。


病院に行ってる時間もなかったから、
痛み止めの薬を飲み湿布を貼って、何とか新宿までタクシーで行き、
待ち合わせ場所に着いた。


靴を履ける状態ではなく、スリッパのようなものを履いてたので、
待ち合わせをしていたKとGから
「どうしたんですか?すぐに病院行きましょう」と言われた。


でもその時は、薬と湿布で何とかおさまってたから、
とりあえず箱根まで行くことにした。


途中からSとFも合流。その頃には、私の小指は思いきり内出血をしていて、
紫のプチトマトのようになっていた。


そんな中でFが
「僕、サッカーの時に色々と怪我をしたんですが、
内出血した時は骨は折れてないんで冷やせば大丈夫です」と
自信満々に言ってきた。


ブラジルにサッカー留学までしてるFが言うんだから、
そうなんだと単純な私は(みんなも)思いこみ、
何となく大丈夫な気がしてきた。


せっかくの旅行だから楽しもう!と気持ちを切り替えて
ビールで乾杯しながらロマンスカーで箱根へと向かった。


Kは卵が大好きなので、地獄谷で名物のゆで卵を食べたいね
ということで、地獄谷へ。


Kはゆで卵を食べてご機嫌だったけど、
帰りがロープウェイだと知って、高所恐怖症の彼はどテンション下がり、、、。


後輩二人の前でかっこつけたいけど、
ブルブル震えていて、Sと私は大笑いしていた。


その時にはお酒の影響もあり、痛みも感じなくなっていた!

そしてホテルへチェックイン。


骨折してたら温泉はまずいけど、骨折ではないと信じていたので、
温泉にもしっかり入り夕食前にミーティングをした。


SとKが、新卒の二人のために
事前に業務マニュアルを作成してくれていた。


朝の挨拶やコーヒーの淹れ方などもふくめ、
社内のルールや取引先の一覧、代理店さんとのやりとり等をまとめていて、
新人の入社が決まってから、二人で試行錯誤しながら
一生懸命作ってくれていたんだというのが、すごくよくわかった。


でも新人にとってみたら、初めてのことだから
そのありがたみがどこまで伝わっているのかは疑問だった。


2時間くらいでミーティングも終わり、
夕食後、部屋に戻って2次会が始まった。


飲み進めていくうちに、
それぞれの人間性が見えて面白い会になった!(笑)

 

【今日のわんこ】

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