運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

創業期を振り返っておもうこと 2

創業期。2期決算を終えて、2期とも黒字。
一人でやっていたから既存の仕事でも十分に利益が上がってたし、
紹介等で増えた仕事もあったから、それなりに会社は潤っていた。


独立してすぐは、5年で10名体制にして、
10年後には30名の会社にしたいと、何となく言ってたような気がする。


何かの本で「30名の会社になれば、組織として成り立つ」みたいなのを読んで、
受け売りで言ってただけで、特に何の根拠もなかった。


利益も出て仕事も楽しいし、一人でやってるほうが楽になってきて…
何となくこのままでもいいかな〜とふわふわしている時期があった。

ある時、前日にちょっと飲みすぎてしまい。
午前中にアポもなかったから、ボーッと家(会社)にいる時に、
Sちゃんから電話があった。


多分、私がお願いしてた資料かなんかの件だったと思う。
いつも元気なSちゃんは、電話の声もデカイ。


反応のにぶい私に「おまえ、まだ寝てんじゃない?」って言われて
「とりあえず、会社スペースにはいるよ」とこたえたら、


「そろそろ、一人で会社やるの卒業しないと。
おまえは堕落するタイプだし、会社作る時、組織作りたいって言ってたじゃん!」と。


確かに、自分で自分に言い訳して、
心地良い状況に甘えてしまっていたなとちょっとだけ反省していると。
Sちゃんはたたみかけるように


「ってことで、新卒採用しない?
とりあえず、明日、時間つくってよ」と言われた。


そういう訳で私は、ふわふわ創業期を強制的に卒業することになった。


今思うと、一人の会社で新卒採用するのはかなり無謀だけど、
Sちゃんの強引さもあり、創業期にこの決断をして良かったと思っている。


Sちゃんに感謝かな!(笑)

 

【今日のわんこ】

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