運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

2019年の抱負 1

今週のお題「2019年の抱負」

 

 

2019年は、会社設立20周年。

今までは個人的な今年の抱負なんて掲げたこともなかったけど。
節目の年だし、今年は掲げてみようと思います。

これからのブログでも書く予定だけど、
2009年から2012年の4年間、会社は思い出しだくないくらいの暗黒時代だった。


2008年のリーマンショックで少しづつダメージを受けていて、
何とか立て直しつつあったものの、2011年に東日本大震災

個人の貯金や保険を解約し、銀行に借り入れをしても、
どんどんお金がなくなっていく…。

社員に「あと半年間は給料を払えるけど、その後はわからないから
いい会社があれば転職してもいいよ」と言ったほどだった。


その時は今年の抱負なんて考える余裕もなく、
とにかく毎月の支払いをどうするかだけを考えていた。


眠れないことなど今までなかったけど、
資金繰りで夜中に目が醒めることもあった。


でも、やっぱり私は持っていた(笑)!


ズタボロになっていた2011年の末に
起死回生の仕事のチャンスがめぐってきて、何とか切り抜けた。


ただし、すぐに楽になったわけではない。


当時、ほぼ全ての貯金や保険を解約し、抱えていた借り入れは約3000万円。
起死回生の仕事も、すぐに軌道に乗ったわけではない。


社員の給料は、もちろん毎月支払ってはいたものの、
昇給もできず賞与も出せなかった。

とにかく仕事を軌道に乗せ、
社員にしっかり給料を支払える状況になりたいと思ってやってきた。


その後の5年間、色んなことがありながらも、その時々を乗り越え
2017年の決算でやっと黒字転換できた。

毎月の金策を考えなくても良くなり、
仕事の実務も社員たちが回すようになってこの2年、会社的には安定期だった。

もちろん安定するのは良いのだけど、
つらすぎた暗黒時代で、思ったよりも気持ちが疲弊していたのか、
この安定に甘えていたような気がする。


そもそもは、安定なんてつまらない、
新雪に足跡をつけて切り開いて行きたいタイプなのに、
自分でもつまらない人間になってた気がする。


来年は東京オリンピック


今までの私の人生の中で、オリンピックの年には何かが起こっている。
2020年のオリンピックに向けて、
私も次のステージに向かえるような抱負を掲げよう!と思っている。


【今日のわんこ】

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