運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

7年間の共同経営 14(地元でのコネ営業3)

*前回からのつづき


地元の設備会社さんと打ち合わせの日程も決まり、
まずは説明を。と思っていたところ
「具体的に設置を検討したいマンションがあるから、
来た時に配管の確認してもらえる?」と連絡があった。

この装置は強力な磁石になっていて、配管の外側に設置する仕組み。
配管があまりにも劣化している場合には、設置できないこともあるため、
事前にファイバースコープで配管内を確認する必要がある。

かなり古いマンションとのことで、まだどうなるかわからなかったけど、
具体的な案件のご相談をいただけて、
前回のようなドタキャンはないなとホッとした。


早々に色々調整した上、
メーカーの方にも同行していただき設備会社へと伺った。
設備会社の担当者Yさんは、
前回のドタキャンを本当に申し訳なかったと謝ってくれた。

さらに、私がずっと資料を送っていたこともすごく評価してくれたようで、
「せっかく東京から来てもらうんだから」と
手土産というわけではないけれど、案件を用意してくれたようだった。


打ち合わせも早々に物件へと向かい、ファイバースコープで配管を確認。
問題はなさそうだったので、トライアルで装置設置となった。


そもそも官公庁などの場合、すぐに導入ということがないため、
このメーカーさんは無料でトライアル設置をおこなっていた。

赤錆が発生している場合、
この装置を設置して2~3ヶ月で水質が改善される。
その結果を見て、本格的に設置をしてもらうことになった。


このマンションの系列が何棟もあるため、
結果が良ければ、まとめての設置も検討してくれるとのことで、
決まれば大型受注になる。

さらに、何だか良くわからないけど
私のことをとても信用してくれたみたい。

「配管の工事案件が発生する場合には、
この装置を提案するということで、社内調整できた。
地元に来る時に言ってもらえれば、現場を案内できるようにしておくよ。」
とおっしゃってくれた。


同行いただいたメーカーの人にも驚かれるくらいの急展開で、
話しが進んでいった。


つづく



【今日のわんこ】

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