運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

起死回生のビジネスの立ち上げ期 15

社団法人との仕事 2


まずは、Sさんに「企業合同説明会」の開催時期等も含め、
企画を提案したい旨を伝えた。


Sさんは「良いものであれば、welcomeだと快諾してくれた。
まずは現状を知る必要があるので、
社団法人主催で開催している4月の企業合同説明会を見学させて欲しい
とお願いしたところ、「担当のTさんに伝えておくよ」と快諾してくれた。


当日は受付にTさんがいらっしゃって、怪訝そうな顔で見られたものの、
Sさんから話しは通っていたようで、無事に会場内を見学させてもらえた。


社団法人の会館内にあるホールで、
1社につき、長テーブル1つ&椅子6脚を置いたのブース(仕切り?)で
7社が出展していた。


学生は会場全体で10名くらいしかいなくて閑散としていた。


各ブースにはプロジェクターもないので、
説明会というより個別面談のような感じだった。


見学は一瞬で終わり、Tさんにお礼を言って退出した。
Tさんは「こんなにすぐに帰るなんて、何しに来たの?」的は顔をしていた。


後々、なぜTさんが怪訝な態度だったのか実感することになるのだけど、
その時は、何だか愛想のない人だなくらいに思ってた。


実際に見学して、改善の余地というか抜本的に改革できると思った。
とにかく時期の改定はマスト。


4月には、ほとんどの企業の選考が終了している。
当日の就活解禁時期である「12月開催」でプランを立てて企画書を作成し、提案した。


Sさんは、私たちの提案をすんなり認めてくれた。


「麦とオレンジさんの本業なのだから、私がとやかく言うことはないし、
これでいいと思う。ただこの事業は、『支部』に権限があるので、
支部会』に通す必要がある。多分、8月中には最終決定できると思う」
ということだった。


8月中の決定で企画を進めるとなると、
今年の12月の開催は厳しいので来期になってしまうと思った。


もちろん、そんなにすぐ企画が通ってOKが出るとは思っていなかったし、
これから、うちの会社で中軸となる事業になりそうだからこそ、
私としても慎重に進めたかった。


だから、来期になるならかえって良かったと思っていた。


そして9月になりSさんから、
「最終決定して御社の企画をやることになったので、
打ち合わせに来て欲しい」と連絡があった。


もちろん喜び勇んで、社団法人に向かった。


そしてSさんから「この企画、今年の12月開催で進めてください」と。
9月のこのタイミングでは、大手の予算はほぼ決まってしまっているはず。


何をどこから手をつけて、どう進めればいいのか、、、
顔では笑いながら、頭の中はグルグル回っていた。

 

【今日のわんこ】

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