運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

何もかもが悪循環の暗黒期 さらなる横領発覚 2

数日後、Yさんから連絡があった。
姪っ子さんに聞いてみたところ、Mさんの仕事も受けているので、
請求書に間違いはないとのことだった。


まあ、簡単に認めるわけはないと思っていたので想定内だった。


そこで、「姪っ子さんが、お仕事を受けているとのことなので
確認して欲しいのですが。請求内容が、イベント開催費用となっていたものの、
400万円と高額で今までにないものなので、
どこの会場でどんなイベント内容でだったかを聞いてもらえますか?」と、

(Tさんの後押しもあったので)ちょっと強めにYさんにお願いした。


Yさんは、姪っ子さんの会社の顧問になっているので、
仕事のことも全く知らないわけではなかった。


「確かにそんな高額のイベントをやるのは変だね。
会社だと答えないと思うから、
来週、親戚の集まりの時にでもちょっと聞いてみるよ」と言ってくれた。


翌週、Yさんから連絡があった。


姪っ子さんを問い詰めてみたら
「Mさんから、色んな会社から請求が来るのが面倒だから、
取りまとめて請求を送って欲しいとお願いされて、
その他の会社の分もまとめた請求書をお送りしました。」との回答だったようで、


Yさんも「今後、そういう依頼は断るようにきつく言っておいた」
と言っていたけど、それも姪っ子さんの言い訳で。
そもそも、400万の仕事自体があったのかどうかも怪しかった。


ただ、これ以上の情報はYさんも関わりたくないようだったので、
お願いできそうになかった。


Yさんからの連絡をTさんに伝えると
「これで、Mに揺さぶりをかけてみましょう。
麦とオレンジさん!私、Mと会って来るので、Mにアポを取って下さい。


事前に隠蔽されると困るので、あくまでも
麦とオレンジさんと会うことにして下さい」と言われ、
早速、Mに連絡をした。


Mからは、会って話しがしたいと言われていた。


私が疑っているのをわかってたので、直接会って
何とか丸め込もうとしていたんだと思う。


だから、二つ返事でアポに応じてくれた。


そしてアポの日、私が来ると思っていたら、
「麦とオレンジさんの顧問弁護士です。」と見知らぬ女性がやってきたので、
MとAは豆鉄砲くらった鳩のようだった、と後日Tさんが言っていた。


騙しうちのようで、ちょっとだけ気が引けたけど。
これもTさんの作戦だったし、正解だったと思う。


【今日のわんこ】

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