運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

社員と一緒の激動期 7

新人に期待していたこと


自分が新人の頃、先輩たちから言われたことは、


「はっきり言って新卒なんて何もできないし、
面倒見るほうは仕事が増えて大変なんだから、
とにかく元気で明るい小僧になれ。挨拶は大きい声で!」だった。


「おはようございます」「行ってきます」
「ただいま」「お先に失礼します」の声が小さいと、
すごく怒られたし、飲み会で気が利かないと怒られた。


とにかく元気に挨拶。飲み会では飲み物の発注にすごく気をつけた!
そうしてると、小僧と言いながらも、
先輩たちは、新人をすごくかわいがってくれた。


*


だから、新人がいるだけで
その場が元気で明るくなればいいな〜と思っていた(期待していた)。


ありがたいことに、2人とも楽しそうに会社に来てくれてたし、
一生懸命な姿を見てるだけでこっちも元気になった。

期待していたことはそれだけだったから、
売り上げで会社に貢献してくれるのは、ずっと先だと思っていた。
ところが、営業を始めて1ヶ月もたたずに、初受注をしてくれた。


入社して2週間くらい経ってから、
テレアポや飛び込みというベタな営業をさせていた。


毎日、営業のフィードバックを受けて、私から宿題のようなものを出していた。
個人でやるものもあれば、二人で共同で作成するものもあった。


2人ともちゃんとやってくるのだけど、
飲み込みも早くしっかりもののSがやっているもの(作成したもの)を、
Nがちゃっかり使っているのは、みえみえだった。


多分Sとしては、自分が時間をかけてやってきたものを、
調子よく使っているNのことを、口には出さないけど
ちょっとだけムカついてたと思う。


でも営業の仕事っていうのは、
(もちろん真面目にやることも大事だけど)運もある。


真面目に一生懸命やってるSよりも早く、Nが初受注してしまったのだ。。。

 

【今日のわんこ】

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