新卒採用することになった! 8
前回からのつづき。
一次面接は8〜10名のグループ面接。
Sりんが、事前に面接事例を調べておいてくれた中からピックアップして、
「最近、印象に残った映画は?」
「最近はまっていることは?」みたいな質問をした。
まあ、どんな映画を見たとか、何にはまってるかっていうのは、
なんでもよくて。
それらを題材に、自分をPRできるかどうかを見ていた。
ほとんどの学生が、「◯◯って映画を見ました。すごく面白かったです」
「最近ラーメンにはまってます。味噌ラーメンが好きです」
という答えだった。
2日間で面接した150名のうち、
二次面接にあげたいのは4名で、その中の一人はSだった。
次点の8名も含め、12名へ二次面接の案内をした。
残念ながら、私と同郷で既卒のKは、一次面接でご縁がないこととなった。
学生さんには基本的に管理システムから連絡をしていたけど、
Kだけには個別にメールをした。
Kの話しを聞いて、
やはり営業ではなくクリエイティブの道に進むべきだと思ったので、
その旨を伝え、お正月に私が実家に帰った際に飲みに行く約束もした!(笑)
その話しは、また後日書こうと思う。
二次面接は表参道にある、青学会館。
今度は平日に開催し、面接官はSちゃんにお願いした。
次点の8名は4名づつの集団面接にし、
Sを含めた4名は1名づつの個人面接にした。
今回は1名の採用予定だったけど、最終的に残ったのは2名。
●まずはS
「学生時代に頑張ったこと」という質問に対して、
写真屋さんでアルバイトしていたというSは、
季節ごとにお店の飾りを作ったりして、お客様を獲得するために、
創意工夫していたような話しをしていた。
単にアルバイトを頑張りましたではなく、
どのように頑張ってお客様を獲得し、お店の売り上げに貢献したかという、
きちんとしたストーリーがあった。
ただ1つ気になったのが、他にも内定が出ている会社があるとのことで、
うちに来てくれるのかどうかだった。
●次に来たのは、元サッカー部の主将だったN
TOEIC700以上あり、見た目は好青年。
Sと同じく、学生時代に頑張ったことを質問すると、
「サッカー部の主将で、そんなに強くないチームだったので、
どうやってみんながモチベーションを持てるかを考えていました。
強豪チームに交渉して練習試合を設定したり、
他の部活の女子やクラスの女子にお願いして応援に来てもらったり、
何かおもしろいことをしようと考えていました。
だから仕事をしていく上で、つらいことがあっても
楽しくしようとするモチベーションを持てると思います。」との答えだった。
優等生の答えで、しっかりしていたし好印象だったが、
今まで内定は1社もないのが気になった。
Sちゃんに、「どうしよう?」と言ったら、
「俺は、どっちの子でもいいと思うよ。まあ悩んで決めてくれよ!」
と突き放された!
【今日のわんこ】