運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

仕事(営業)はどうやっていたか?

お客さんの獲得方法5
Wさんからの紹介


T社長とは、A姐さん主催の食事会などで何度もお会いしていたけれど、
オフィスに伺うのは初めて。


外資っぽいきれいなオフィスで、大きな社長室に通された。
いつもと同じ、優しそうな笑顔のT社長。


A姐さんから詳細を聞いていたようで、
「麦とオレンジちゃん、展示会の仕事は初めてなんだよね?
A姐さんに聞いてる話しだと、派手な展示会じゃないってことだけど?」
とおっしゃってので、


「本当にどちらかというと地味な展示会で、
今回のお客様は壁面にパネルやちょっとした装飾をするくらいのご依頼で。
そんな小さな仕事を受けてくれる業者さんってあるでしょうか?」
とお聞きした。


T社長は少し考えて
「そういえば、以前うちのイベントやってくれてた会社の人が独立して、
フリーでやってるから、その人がいいと思う。
すごく小回りきくし、仕事も丁寧だから、きっとよくしてくれると思うよ」
と言って、その場で電話しアポをとってくれた。


この時に紹介してもらったのが、Gさん。
早速、Gさんは私のオフィスに来てくれた。

見た目は、熊さんみたい(?)な感じで、話しやすい感じの方だった。
まずは、「本当にすっごく小さい仕事で、利益にもならないと思います」
というような話を正直にした。


これで受けてくれなかったら、どうしようと思っていたけど、
Gさんは即答で、
「了解です。いかようにでもできますよ。」と快諾してくれた。


「こういう小さいブースを請け負ってくれる会社ってない分、
ビジネスチャンスがありますから。
次回、いろんな会社に営業かけてみたら面白いですよ」と、言ってくれた。


こうして、Wさんからご紹介のお仕事は、
Gさんのおかげでお客様に喜んでもらえて、無事に納品することができた。


そしてGさんが言った通り、
翌年は、4社から「うちのブースもやってほしい」って話しがきた。
さらにその翌年は6社、その翌年は8社と増えていった。


私はブース設営のことはうまく説明できないので、
いつもGさんが同行してくれた。


そして、展示会のいろんなことをわかりやすく教えてくれたし、
急な現場対応もいつも冷静にやってくれた。
今でもGさんとはお仕事を一緒にやっているし、
安心して任せられる仕事のパートナーだ。


お客さんの獲得方法として、
紹介は本当にありがたいしうれしいけれど。


何かあれば、自分の信用だけでなく紹介者の信用まで失ってしまう。
きちんと納品することが大事だし、
そのためには、信頼できる仕事のパートナーは必要だと思う。


これからも、いい仕事を大好きな人たちとしていきたい。

 

【今日のわんこ】

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