運と感性とひらめきでやってきた。

なんとなく20年、女社長の振返り日記。1999年に会社設立して、いま思うこと。

7年間の共同経営 59(退職までの日々13)

*前回からのつづき

 

早速、K美ちゃんと会うことになった。

都内の喫茶店で顔合わせ&打ち合わせ。
Mちゃんはお腹が大きいこともあり、外出が厳しいので
初対面だけど二人で会うことに。


K美ちゃんは目がくりくりして、かわいい系の女の子っぽい感じの人だった。
簡単な挨拶をして、ざっくりとお願いしたい仕事内容を説明したが、
Mちゃんが事前に詳しく引き継いでくれていたようで、K美ちゃんも理解が早かった。


早々に仕事の話しも終わり、コーヒーだけで打ち合わせしていたので、
「ケーキでも食べますか?」と聞いてみた。
私は酒飲みなのでケーキや甘味はほとんど食べないけど、
女性と打ち合わせの時はちょっと気を遣うようにしていた。


K美ちゃんは「あっ、大丈夫です。」と断ったので、
遠慮してると思い「私も食べるからどう?」と言ったら、
「私、本当に甘い物苦手なので、麦とオレンジさんだけ召し上がって下さい。」と言われた。

「もしかして酒好き?」って聞いたら
「はい、大好きです。」と嬉しそうだった。


その日は打ち合わせの後、会社に戻る予定だったので、
改めて日程を決めて飲みにいくことにした。


当時、渋谷でお気に入りの居酒屋さんがあったので、そこへ行くことに。

まずはビールで乾杯して、
二人同じタイミングで1杯目はあっと言う間になくなった。
お互い「喉が渇いてたんで!」と言ってるのが、おかしかった。


どんどんビールを飲み進めたようで、
仲良しの店員さんに「すごいペースですけど大丈夫ですか?」と心配された。


K美ちゃんは「ビールなんて、お酒じゃないから心配しなくてもいいですよね」と。
かわいい顔して、かなりの酒豪だった。


酒飲み同士、あっというまに仲良くなり色んな話しをした。
もともとはアパレルにいて、お洋服を作るデザイナーさんだったけど、
そのブランドがなくなるか何かの時に、広告のデザインをすることになって。
紙&webのデザイン勉強をしたのが、今の仕事をするきっかけだったそうだ。


K美ちゃんは、私の先輩の会社で制作の仕事をしていたようで、
その仕事をMちゃんが手伝ったことで仲良くなったようだ。


今はその会社を辞めてフリーになり、自宅で仕事をしていて、
ひと回り年上の元ミュージシャンの彼と10年以上一緒に住んでいるそうだ。


とにかく酒飲みだし、なんとなく気も合うし
Mちゃんがいない間も大丈夫そうだな〜って思ってた時に、
「私、仕事をする上で時間にルーズなのが大嫌いなんです。
制作関係の人ってそういう人が多くて、、、私は、絶対約束した時間は守ります。」
と言ってくれた。


私も時間厳守は仕事というか人としての大原則なので、
この言葉で、K美ちゃんに仕事をお願いして大丈夫と確信した。


そして、一緒にお酒を飲む時は、翌日が使い物にならないことも確信した!(笑)


つづく


【今日のわんこ】

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